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令和6年(2024年)5月20日(月) / 「日医君」だより / プレスリリース / 日医ニュース

「HPKIセカンド電子証明書」の先行発行及びデジタル医師資格証アプリの公開について

日本医師会定例記者会見 4月17日

「HPKIセカンド電子証明書」の先行発行及びデジタル医師資格証アプリの公開について

「HPKIセカンド電子証明書」の先行発行及びデジタル医師資格証アプリの公開について

 長島公之常任理事は医師資格証(HPKIカード)の発行状況を報告するとともに、HPKIセカンド電子証明書の活用を呼び掛けた他、「デジタル医師資格証」アプリの公開に当たり、その内容を紹介した。
 長島常任理事は、まず、医師資格の電子証明書をICカードに格納した医師資格証(HPKIカード)の発行状況について、2024年3月31日現在の発行者数が7万1291人となり、その取得率は日本医師会員の27・3%、全医師の21%に達し、その発行推移は昨年時点の3万5822人の約2倍、一昨年時点の2万833人の約3・5倍と増加しており、現在、1カ月当たり約2000件の申請がなされていることから、1年後の発行者数は約10万人で、全医師の約30%近くになるとの見込みを示した。
 一方で、世界的な半導体不足が継続している影響により、医師資格証(HPKIカード)の在庫がわずかとなったため、昨年6月と同様の措置として、医師資格証(HPKIカード)の発行を再度一時停止し、「HPKIセカンド電子証明書」を先行発行する方針を表明。「HPKIセカンド電子証明書」は電子処方箋(せん)への電子署名にも使えるようになっているとして、その積極的な活用を求めた。

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 また、同常任理事は災害時などに医師資格証がなく、券面による医師資格の提示ができないことの対策として、スマートフォンで医師資格証の表示ができる「デジタル医師資格証」アプリを開発し、公開(3月29日)したことも明らかにした。
 同常任理事は、実際のデジタル医師資格証のデモ画面を紹介しながら、「HPKIセカンド電子証明書」と連動した生体認証により、ログインすることになっているため、なりすまし防止につながるだけでなく、生涯教育研修やかかりつけ医機能研修など、日本医師会主催の研修の受講履歴や各単位の表示の他、日本医師会からのお知らせも閲覧できるなど、さまざまな機能があることなどを説明。「日本医師会員以外でも使用可能となっている」として、その活用を呼び掛けた。

◆会見動画はこちらから(公益社団法人 日本医師会公式YouTubeチャンネル)

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